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広がる屛風、語る絵巻(細見美術館)
「屛風」は風よけ、間仕切りや結界として使用された実用性の高い調度です。また、空間を彩る美術品として多くの絵師たちによって絵が描かれ、さまざまな画題や様式による屛風絵が展開しました。人の背丈ほどの屛風では、大きな画面に広がる絵画世界と一体となった感覚を味わえます。
「絵巻」は、巻物(巻子)形式の絵画で、鑑賞者が自ら開き巻き進めながら見るもの。肩幅ほどの紙幅でコマ割りされた絵を連続させることで空間の移動や時間の推移を表現できることから、物語性のある主題が多く描かれました。また、ひとつのテーマのもとに対象を並べる図巻もあります。さらに、絵巻は後世に切断されて掛軸になったものもあり、「断簡」として賞玩されています。
本展では、細見コレクションを中心に、空間に広げて鑑賞された屛風と、手で開き巻きながら鑑賞された絵巻を紹介します。異なる形式の絵画の特質に触れるとともに、個々の作品の魅力をお楽しみください。
■開催日時
2025年5月24日(土)~8月3日(日)
※一部展示替えあり
午前10時~午後5時
■休館日
毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
■場所
細見美術館
https://www.emuseum.or.jp/
■料金
一般:1,800円、学生:1,300円
※学生(中学生〜大学生)の方は学生証をご提示ください。
※障がい者の方は、障がい者手帳などのご提示で 100 円引き
■アクセス
阪急京都線・京都河原町駅下車、京都市バス31・32・201・202・203・206系統に乗り「東山二条・岡崎公園口」下車、東へ徒歩約3分
■WEBサイト
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex089/index.html